• 海城について

海城について

教育目標・教育理念

リベラルでフェアな精神を持った「新しい紳士」の育成

戦後の新制中学・新制高校発足時の先生方の思いは、利根山光人デザインの新しい校章に込められています。(校章の頁参照)それはすなわち、「生徒各人の幸せ・善きことは生徒各々の自由意思によって選択、実行、実現されるべきであり、教職員はそれを柔軟な姿勢で支援する。」というものでした。
そこで標榜されているのは「リベラリズム(自由主義)」の立場です。ただし、それはなんでもありの「自由至上主義(リバタリアリズム)」としてではなく、「自由」の前提に「公正さ(フェアネス)」を位置付ける「公正基底的リベラリズム」の立場として発展させられました。

古賀喜三郎

古賀喜三郎(1845-1914)

建学の精神

国家・社会に有為な人材の育成

この建学の精神は、1891年(明治24年)11月1日の開校式において創設者・古賀喜三郎が、その演説において説かれたものです。
それから百有余年の月日が流れ、グローバル化が進んだ国際社会、価値観が多様化した日本の成熟社会において「有為な人材」とは、「新しい人間力」と「新しい学力」をバランスよく兼ね備えた人材であると考えています。

  • 新しい人間力 / 新しい学力

新しい人間力

「新しい人間力」とは、対話的なコミュニケーション能力とコラボレーション能力を兼ね備えた力のことです。これからの社会においては、異質な人間同士が関わって生きていき、また、異質な者同士が集まってお互いの良いところを引き出し合い、高いパフォーマンスを生み出していく、共生、協働の力が求められます。それこそが本校の唱える「新しい人間力」です。

  • 対話的なコミュニケーション能力
  • コラボレーション能力
プロジェクトアドベンチャー

プロジェクトアドベンチャー

ドラマエデュケーション

ドラマエデュケーション

新しい学力

「新しい学力」とは課題設定・解決能力です。システムが複雑化した現代社会には、解決困難な問題が山積しています。こうした問題には、記憶重視の知識獲得型の学力だけではなく、自ら課題を設定し、情報を収集・分析して価値評価し、何らかの解を導き出し、それを分かりやすく人に伝える統合的な能力が必要です。本校ではそうした課題設定・解決の能力を新しい学力の中心に位置づけ育てています。

  • 課題設定
  • 情報収集
  • 分析能力
  • 伝える表現力
社会科総合学習

社会科総合学習

理科の実験・観察・野外観察

理科の実験・観察・野外観察