• 大迫校長 生徒に贈る詩

大迫校長 生徒に贈る詩

高1芸術鑑賞会 海城高校 × シェイクスピア Vol.5 『 ジュリアス・シーザー 』

2024.07.05

  • 『君はブルータスになった』 Sonnet number 4

    君は叫ぶ
    「この国を愛さぬ下劣な者はいるか」
    君はブルータスになった
    君は君とブルータスに分割される

    分割された君は半分ではない
    君は二倍の君になり
    人たちを
    二倍愛するのだ

    君はブルータスになった
    君は生き続ける
    なぜなら君はブルータスだから

    ああまた一人
    新しい紳士が
    産声をあげた

    昨年2023年度の一年間は校長一年目ということでとにかく何でも参加することにしました。
    海城生のことを知るために、海城という学校を知るために。

    2024年2月17日(土)が一般公開日だった「高1芸術鑑賞会 海城高校 × シェイクスピア Vol.5 『 ジュリアス・シーザー 』」にも詩人シナという役で出演させてもらいました。

    高校1年生有志とプロの俳優陣が共に創り上げる圧巻の舞台、稽古から本番までの生徒たちとの時間は本当に宝物のような時間でした。

    どの生徒も素晴らしかったのですが、とりわけブルータスを演じた森下陽斗君の熱演は絶賛を博しました。

    この『君はブルータスになった』というソネットは森下君の熱演がきっかけになって書いたものですが、高校1年生全体にteamsで送った際には「今回の『ジュリアス・シーザー』に出演した生徒は詩の三行目以降の「ブルータス」を自分の役名に置き換えて読んで下さい」と添えました。

    2024年7月5日 大迫弘和

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