新築工事 進捗報告(12月4日)

2020.12.04

本日の工事報告です。

 

鉄骨工事、本日も順調です。

昨日15時頃、なんと最後の1本を組み終えました!

パチパチパチパチ(拍手)

 

その姿がこちらです。

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いかがですか?

見覚えのあるシルエットになってきました。

そうですパースです。

 

折に触れ展示してきましたが、そのパースがこちら。

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いかがですか?

完成形がイメージできるくらいになったのではないでしょうか。

 

ちょっと画像を重ねてみましょうか。

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… … 。

逆に分かりづらいですね。

失礼しました。

 

鉄骨は組み終わりましたが、引き続きボルト締めと柱の溶接を行い、今月中旬頃には鉄骨工事が終了する予定です。

鉄骨関係の職人の皆様、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

そして鉄骨工事が終わると、次は2階〜4階・屋上の床のコンクリート打設に移っていきます。

床が出来上がれば、また見学会などで生徒のみんなにも歩いてもらう事ができそうですね。

生徒のみんな、待っててね!

 

本日は上棟終了をお伝えするのがメインだったのですが、その他いくつか写真を撮らせて頂きましたのでご紹介します。

 

柱の接合部の溶接を撮らせて頂きました。

溶接前がこちら。

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そして溶接後がこちら。

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治具が取り付けられていた茶色の出っ張りも切断されていますね。

 

溶接部分をアップで撮るとこんな感じです。

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いくつもの層になっているのが分かると思います。

これ、ミルフィーユケーキだとしたら結構な値段のやつです。

 

なぜそうなっているのでしょうか?

これを見ていただいたら少し分かるかもしれません。

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これが溶接の工具なのですが、先端から細い金属線が出ているのが分かりますか?

98%くらいが鉄の合金だそうですが、これを電気で溶かしながら柱の周りをぐるっと何周も何周も重ねていくんだそうです。

それで先ほどのような層状になるんですね。

いやー、とても集中力のいる作業だと思います。

 

そして、それを行ってくださっているのがこちらの方々(右のお二人です)

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中:遠藤さん、右:大谷(おおや)さん

 

大谷さんが今回の柱溶接のキーマンだそうです。

伺ったところ、「AW検定」と言うハイレベルな溶接作業員だという証を持たれた凄腕だそうです。

とても心強いですね。

と言うことで、実際に溶接するところを見せて頂きました。

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どうですか、写真でも伝わるこの眩しさ。

ピカチュウの10万ボルトまでは行きませんが、なかなか強烈なアークですね。

金属線と柱の間で300〜400ボルトの電圧をかけているんだそうです。

(アークの詳しい原理はお近くの物理の先生に聞いてください。)

大谷さん、お忙しいところありがとうございました!

 

その他もざっと。

屋上から見下ろしたエントランスの吹き抜け部分

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4層吹き抜けのとてもダイナミックな空間です。

 

最頂部で作業する鳶職人の方々

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相変わらず鉄骨の上を何事もないように歩いています。

 

足もとまで綺麗にコンクリートで固められた柱

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以前はこんな感じでした。

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これ何か分かりますか?

1階から見上げて写真を撮っているのですが、屋上までの全く同じ場所がデッキが貼られていません。

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そうです。

ここはエレベーターの通り道となる場所です。

エレベーターが出来上がっていく様子ってちょっと見たくないですか?

また詳しくレポートしますね。

 

南の空を眺めながら物思いにふける齋藤所長… ではなく、デッキが貼られた屋上

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屋上までの各階に行けるように、4層分の高さに組まれた仮設階段

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そこを軽快に下りる齋藤所長… ではなく仮設階段の内部

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中はこんな感じになっています。

人が一人通るのに精一杯な幅しかないんですね。

 

と言うことで、本日のレポートは以上です。

工事関係者の皆様、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。