地学部 地学教育学会1日目(龍泉洞見学)

2012.08.06

 8月3日(金)から4日(土)にかけて,地学部の代表生徒2人が,岩手大学で行われた地学教育学会岩手大会のジュニアセッションで発表しました。
 1日目は,せっかく岩手県まで来たので,有名な龍泉洞を見学しました。龍泉洞は,雨水などで石灰岩が溶かされできた鍾乳洞で,日本三大鍾乳洞に数えられます。洞内にすむコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。奥から湧き出す湧水はいくつかの地底湖を作り,公開されている第三地底湖は水深98mで世界有数の透明度を誇っている。洞口からは1100〜1500リットル/秒もの地下水が湧き,岩泉町の水道として利用されています。自然の雄大さも感じたでしょうか。
 夜は,明日の発表に向けて,ホテルで練習と確認をしました。
地学部顧問
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龍泉洞の第一地底湖(水深35m)


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龍泉洞の第三地底湖(水深98m)で記念写真
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第三地底湖の澄んだブルー。龍泉洞からは毎秒1100〜1500リットルの清涼な水が湧き出します。
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現在分かっているだけで3500mにも及ぶ龍泉洞内を見学。
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教科書に載るような典型的な鍾乳石,石筍,石柱,ノッチなどが見られました。写真は鍾乳石。