中1 音楽鑑賞会。

2012.12.21

  • 音楽科

 12月20日。中1音楽鑑賞教室として、〈古楽器によるバロック音楽〉を聴く会が行われた。

 バロック・フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの3つの楽器を中心にしたコンサート。
 どれもかつて(300年ほど昔)は、少人数の特権階級の人々しか聴けなかった音楽と楽器。
 電気もなく、生活圏も静かだった時代、大きな音の出る楽器は必要なかった。



 しかし、その後、大衆に音楽を聴かせる必要が出てくると、大きな音の出る楽器が求められたのであった。
 と解説していただいた。
 フルートはルネッサンス期のもの、バロック期のもの、現代のものをご用意いただき、それぞれ音色や音量を聴き比べることができた。
 スタジオジブリの映画音楽を交えての、楽しい演奏。
 足で固定して演奏するベースのような「ヴィオラ・ダ・ガンバ」。
 映画「耳をすませば」で実際に演奏された方がご登場。3種類の「ヴィオラ・ダ・ガンバ」を弾いてくださった。
途中、生徒によるチェンバロ体験コーナーもあった。


 
 2人の生徒がそれぞれバッハなどを堂々と弾いた。さすが海城生である。
 多少は王侯貴族の雰囲気を味わえたかもしれません。