理科・地学 化石のレプリカ作成の実習

2013.03.04

  • 理科

 3学期の理科Ⅱ地学では,地層分野を学習しました。その中で地球の歴史の実習として,化石レプリカ作りを行いました。中生代の示準化石として有名な本物のアンモナイト化石を使い,自分の手でそのレプリカを作成しました。うまくできない生徒もいましたが,きれいに型が取れると歓声をあげていました。乾燥させたレプリカは,それぞれ持ち帰り学名と日付などを入れてもらいました。



ラバーボールに水を計量して入れます。基本的ですがここで分量を間違えてしまうとどうしようもありません。指示通りにできるかがポイントです。

歯科用の印象剤を水と混ぜ合わせて,事前に作っておいた箱に流し込みます。ここにアンモナイトを押しつけて型を取ります。

上手にできた生徒の型です。あまりに大きなアンモナイトを確保した生徒は,逆にやりにくいことに気づいたでしょうか。どこかで聞いたようなお話です。

印象剤の型に,石膏を流し込みます。うまくできるでしょうか。箱に溢れんばかりに流し込む生徒がいますが,あとで余分な部分が増えるだけなのでアンモナイトの部分に流し込めば十分です。何が目的なのか,見当がついていない生徒がやや目立ちますので意識して欲しいものです。

さあ,上手にできているか。割れないように外す必要もありドキドキする瞬間です。

この生徒は,大変,上手にレプリカを作ることができました。大切に保管して欲しいものです。