中3海外研修 10,11,12日目、そして帰国

2013.04.02

  • アメリカ研修

10日目、セント・ジョンズベリー滞在の最終日です。
朝7時過ぎ、ホスト・ファミリーによる最後の送迎です。
まだこの段階では淡々とした雰囲気もあったのですが・・・。

チャペルでの朝礼、代表教員と代表生徒からお別れの挨拶。
この頃から今日でお別れなんだという実感が・・・。

チャペルからバスへの道をホスト・ファミリーたちが待っていてくれていました。なかなかみんなバスに乗り込もうとしません。

バスの中にまでお別れを言いに来てくれたホスト・スチューデントも。

出発時間が15分近く押してしまい、いよいよバスに乗るよう促されてしぶしぶ入ってくる生徒たち。

ホスト・ファミリーたちが見えなくなるまで、向こうもこちらが見えなくなるまで、手を振ってお別れしました。座席で突っ伏してしまい泣いているであろう生徒も・・・。

9日間のセント・ジョンズベリー滞在を思い返して生徒たちは何を想い何を感じ取ったのでしょうか。
ボストン以降は↓こちらを。


ボストンのトリニティ(三位一体)教会の前で集合写真。

ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークの見学。アメリカでいかに野球が愛されているか、そしてボストン市民からいかにレッドソックスが愛されているか、実感できました。

フリーダム・トレイルをたどって独立革命前後の史跡を回りました。

11日目、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)を訪れました。
ハーバード大学構内のメモリアル・チャーチの前で集合写真を。

大学生協の書籍部にて。洋書を物色して大学生気取り(?)の生徒も。

お昼はMITの脳・認知科学科の久保田研究員とランチ・ミーティング。久保田さんの進路決定の際の話をうかがいました。

その後、MITの院生さん4人によるキャンパスツアー。1班7〜8人で1時間半キャンパスを案内してもらいました。その過程で生徒たちから院生さんたちにいろいろ質問が出たようです。

MITの自由な発想を尊重する校風に興味を示す生徒たち。中には「MITに留学したい!」と語る生徒もいました。(本当の話です。)

日本での有名なMITメディアラボの中にも入れてもらいました。車輪と人間に関する企画展をやっていました。
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その後、USSコンスティチューション(アメリカ海軍最古の軍艦)の係留されている海軍工廠からボストン中心を眺めて、ボストン2日目も終わり。

東海岸を代表する二大学を訪れることが出来たのは生徒たちに大きな影響を与えたのではないでしょうか。
12日目、いよいよ最終日、アメリカを発つ日です。
7:00にボストンを出る便だったので、空港から日の出を拝むことが出来ました。

機上の人となって夜明けのボストンを見下ろしパシャリ。

ボストン、美しい街でした。この後、シカゴ乗り継ぎで日本へ。
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帰国後、出迎えを受ける生徒たち。

解散式の様子。「君たちは立派だった!」とほめた後、「感動が薄れないうちに研修文集への提出文を書いてしまいましょう」と話をしました。

私(引率教員の片方)自身、英会話の能力が不十分ながらも、セント・ジョンズベリーの方々の歓迎ぶりは十分すぎるくらい分かりましたし、それに応えるためにもやはり語学力が必要なのだとこれからの学習の大切さを痛感しました。生徒たちが何を考え何を思ったのかは研修文集を見てみなければわかりませんが、おそらく私と同じような決意を抱いているのではないでしょうか。彼からの中から本当にMIT留学の夢を叶えるものが出てきたらそれは無類の喜びですし、そうでなくとも各人それぞれが何かしら英会話や国際交流、グローバル化に対して前向きな姿勢を獲得してくれたのだとしたら、この海外研修の意義は十分すぎるほどあったと言うべきでしょう。
以上、フォトエッセイのような寄稿でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。