中学サッカー部は3月22日から26日にかけて、千葉県安房郡鋸南町の保田で合宿を行いました。１年生27名、２年生23名の合計50名が寝食を共にし、OBの先輩たちの助けも借りながら、広いグラウンド、恵まれた環境の中でサッカーに打ち込むことができた5日間でした。

初日は中学２年生と１年生で二手に分かれました。中学2年生は練習試合で千葉日大一中と対戦し、現状のチームや各個人の課題を浮き彫りにすることができたと思います。

中学１年生は直接宿舎に向かい、避難経路の確認ののち、グラウンドまでの4㎞強の道のりをジョギングで往復しました。さらにそのあと砂浜ダッシュ、フットサルコートでの走り込みを行いました。

2日目から4日目の午前の終わりにはサーキットトレーニングを、練習の最後には全員が横一列に並んでダッシュとジョギングを繰り返す「ライン」というメニューを行うなど、体力の向上や自分を追い込むことを目的とする練習があります。その一方で、練習の多くの時間はボールを扱う技術や動きの質を高める練習、５対３、ミニゲームなど、実践的な内容が多く取り入れられました。また、例年通りお昼の時間を利用してOB・教員チームとの試合形式での練習も行いました。

隊列を組んだ鬼ごっこによるウォーミングアップも行いました

サーキットトレーニングの説明

サーキットトレーニングの様子

説明にも熱が入ります

パス交換からシュートまでつなげる練習

「ライン」の様子
　

チームの結束を高め、戦術的な理解を深めるよい機会となりました。この合宿で学んだことを、この場限りで終わらせてしまうのではなく、今後のサッカーや普段の生活の中で実践していってほしいと願います。事故なく４泊５日を終えることができ、よい形で新年度を迎えられそうです。

 4日目夜のミーティングの様子