8月28日〜30日、南房総にて恒例の古典芸能部中高合同合宿（第４回）を行いました。
今回は、当部出身で現在、大学の落語研究会でもご活躍中の熊谷亮太さん（旧芸名・海原亭圓両、現芸名・珍風亭りょうご）が、後輩への激励と指導に駆けつけられました。
初日は、海原亭創雲高校部長の司会で、トークショー形式（写真1）にて後輩へ、種々の温かいアドバイスを頂き、後輩一同、神妙に聞き入っていました。この日の夜は合宿の成功を期して、創雲部長の音頭の元、ジュースの乾杯で気勢をあげて（写真2）お開きとなりました。

<写真１>

<写真２>

2日目は、夜に文化祭での海城寄席のプレ版が行われるので、夕方までは、各自が思い思いに稽古を積みます。
ブレーンストーミングでネタを作りあげていくのが好きな部員もいれば、一人孤独に徹して、ストイックなまでに厳しい稽古をする部員もおり（写真3）様々です。この夜のプレ寄席は大いに盛り上がりました。
最終日は、新入部員を中心に、各自が仕上がり具合を披露。その良いところのみを、部員の何人かが演者に知らせます。「悪いところは自分で気づいて直すより他はない」というのが当部の創部以来の不文律となっています。
そして無事、合宿終了となり記念撮影（写真4）。

<写真３>

<写真４>

今後は、9月中旬の文化祭での海城寄席および、昨年に引き続き講堂で行われる予定の精選寄席に向けて一段と稽古に熱が入ることでございましょう。よろしかったらお出かけくださいませ。
また、9月19日には、地域交流の一環として参加させて頂いております「百人町児童館」での、こちらも恒例の「こども落語教室」が予定されております。こちらのご来館もお待ちしております。
（古典芸能部顧問）