中学2年 理化学研究所を見学

2014.07.15

  • 理科

中学2年生の希望者30名は、7月10日(木)、日本有数の研究機関である理化学研究所(埼玉県和光市)を訪れました。昨年、一昨年同様、大変充実した内容の見学をさせていただくことができました。
初めに展示事務棟を訪れ、113番元素の発見などこれまでの研究実績の展示を見るとともに、理化学研究所の概要や沿革を広報の担当の方からご説明いただきました。次に2班に分かれて、実際の研究室を見学させていただきました。一つは「超短パルス光を発生するフェムト秒レーザー装置の見学」、もう一つは「医工学に関する話と細胞培養室見学」という内容でした。最後に情報基盤センターで4Dシアターとスーパーコンピューター(RICC)を見学しました。
大変密度の濃い内容で、刺激の多い時間になりました。「研究者」と呼ばれる人たちがどのように仕事を行っているのか、多少イメージを持てたことと思います。今回の参加者の中から、将来的にこのような研究施設で仕事をするような人が出てくれれることを願っています。
今回の見学会は応募者多数で抽選になってしまいましたが、理化学研究所では定期的に見学会を行っていますので、機会があればぜひ自分で探していってみてほしいと思います。(理科・中2学年引率教員)
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4Dシアターでは野球ボールのまわりの空気の流れなどを様々な角度から3次元的にみることができ、「おーっ」という声があがっていました。

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理研の概要説明では、「理研の三太郎」と呼ばれる鈴木梅太郎博士、長岡半太郎博士、本多光太郎博士の話なども伺いました
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レーザー装置の見学をした班の様子
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こちらの班では実際にiPS細胞を顕微鏡で見ることができました
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RICCというスパーコンピュータの見学の様子
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最後に集合写真をとりました