• 理科 地学部 2017年度 日本水文科学会 設立30周年記念学術大会に参加

理科 地学部 2017年度 日本水文科学会 設立30周年記念学術大会に参加

2017.10.04

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10月1日(日),地学部は,駒澤大学深沢キャンパスで開催された2017年度日本水文科学会 設立30周年記念学術大会に参加しました.大会2日目に行われた公開特別企画「身近な『水環境』」では,普段から取り組んでいる新宿区立おとめ山公園周辺の湧水と周辺地下水位の調査結果を発表しました.発表内容は以下の通りです.会場では,同じ分野を研究する他校の生徒や市民団体,また全国から集まっている水文学の研究者の方々からアドバイスや議論をしていただき,校内では得られない刺激をいただきました.また,昼休みの初学者セミナーでは,タンクモデルというモデルについて講義を受け,公開シンポジウムでは,「持続可能な未来地球に貢献する水文学のあり方を考える」という壮大なテーマに関する講演やパネルディスカッションを拝聴しました.おそらく難しい用語や内容が多かったと思いますが,それでもこういう背伸びをして聴いてみる刺激というものが,彼らの好奇心や興味・関心をはぐくんでくれると思っています.お疲れさまでした.

*研究発表の著者,タイトル

〇鈴木泰我,酒井駿輔「地下水位から推定した新宿区おとめ山公園周辺の地下水流動」
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会場となった駒澤大学深沢キャンパス入り口にて記念写真

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到着後,ポスターを掲示して,一般公開企画がスタート.にぎわっています.

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ポスターを前に議論する生徒.専門家との議論は,研究を進める上でも重要です.

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発表者ではない地学部の生徒も,積極的に他の人のポスター発表を聴いていました.偉い!

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表彰式.発表賞という賞をもらいました.

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一般公開のシンポジウム.東京大学名誉教授の小池俊雄先生をはじめ,水文学を牽引する先生方の公演が続きます.難しいですが,これだけの内容を聴ける機会はあまり多くありません.

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熱心にメモを取る生徒.講演内容をすべて理解できなくても,最後まで聴いてみる経験も大切です.特に中1にも関わらず,一生懸命に聴く生徒には,未来を感じました.

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最後に学会の30周年記念に写真撮影.我々も混ぜてもらいました.撮影者は集会委員でもある私(笑).