ご報告が遅くなってしまいましたが、８月22日（火）から８月29日（火）にかけて、フランスのコートダジュールで開催された国際地学オリンピックで、高校３年生の越田勇気君が銀メダルを獲得しました。第11回となる今大会は、29か国・地域から108名の生徒が参加し、越田君を含めた日本選手は金メダル（上位10％）2名、銀メダル（金メダルに続く上位20%）2名という好成績を残しました。本校としては、昨年度の廣木君に金メダルに続く、２年連続での国際大会の出場ならびメダル受賞となりました。

銀メダルという成果も素晴らしいですが，越田君からの「本当にとても楽しかった」という第一声が印象的でした。筆記試験・実技試験のみならず、アルプスでの地質野外巡検や、多国籍チームによる国際協力野外調査とその発表も行われ、とても濃密な内容だったようです。彼の充実した表情から貴重な経験であったことが感じられ、その経験こそが彼のその後の人生、また地学部や学校の後輩たちへ影響を与えていきます。そのような機会を与えてくださった地学オリンピックに関わる多くの方々へ感謝するとともに，今後もさまざまな分野で活躍する人材が出てきてくれることを期待しています。

文科省 報道発表（2017.8.30）「国際地学オリンピック参加生徒の成績について」

http://jeso.jp/download/pdf/ieso-result-11st.pdf

地学オリンピック日本委員会HP

http://jeso.jp/index.html

帰国後、小池都知事を表敬訪問した際の様子。（集合写真は左端が越田君）