• 生物部 里山ボランティア活動報告「稲刈りと脱穀と収穫祭」

生物部 里山ボランティア活動報告「稲刈りと脱穀と収穫祭」

2017.11.28

  • 生物部

生物部の里山保全ボランティア活動を3件まとめて報告します。10月8日に生物部で埼玉県所沢市北野の谷戸での里山保全活動である「稲刈り」に参加してきました。 今年は田植えの時期に雨が降らず、夏からは雨が多い天気であり、稲の生育が心配でしたが、無事に収穫することができました。6~8月までは草取りなどを行い、9月には稲を干すはざかけ作りもしました。こうして努力もあり、収穫が行えたのは嬉しいことです。
11月12日には脱穀作業を行いました。足踏み脱穀機や唐箕を用いて昔ながらの方法で行いました。上級生は手慣れた手つきで脱穀を行い、中学1年生は唐箕などは「教科書で見たやつだ!」と驚きながら作業をしていました。
11月23日には収穫祭に参加しました。北野の谷戸で畑の開墾から行い、育てた里芋を蒸かしたり、新米を釜炊きご飯にして、地域の農業グループの方々にふるまいました。ここでは、生物部の部長が代表して挨拶をするのが恒例となっています。そこで、高2の部長が「人の手が入ることで、自然や雑木林が豊になっていくことを学びました。」と想いのこもった言葉を話してくれ、聞いていた人たちも感心していました。生物部がこの里山保全活動に参加して、8年になります。中1から高校3年生になるまでの間の5年間で彼らは大きく成長します。市民ボランティアとして活動に参加している方々もこうした海城生の成長を見るのが楽しみだと話していました。今後も引き続き里山保全活動を続けていきます。

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稲刈りの様子

 

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脱穀の様子。

 

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使用した足踏み脱穀機。歴史を感じます。

 

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古民家の縁側で昼食をいただきました。美味しかったです。

 

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収穫祭。火を起こすところからスタートです。

 

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せいろを使って、サトイモを美味しく蒸かすことができました。

 

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新米、上手に炊けて良かったですね!

 

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部長の挨拶。中1から5年間黙々と活動を続けてきた彼の言葉には重みがありました。