地学部 城ケ島巡検

2018.01.12

  • 地学部

地学部では、1月6日に新年最初の地質巡検として、神奈川県三浦市の城ケ島に行きました。日本の地質百選にも選ばれているとても有名な場所で、地学部でも過去に何度か行っている場所です。それでも、繰り返し行くことによって、また新たな発見もあったり、わかっていなかったことがわかるようになったり、観察がうまくなったりします。とても暖かい日で、様々な地質・堆積構造の観察をじっくり行うことができました。また、クリノメーターという道具で、地層の走向、傾斜を測定する練習もしました。

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天気がよく、後ろには富士山も見えています。

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スランプ構造

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穿孔貝

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生痕化石

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こちらも生痕化石

2017城ケ島6
ウメボシイソギンチャクやヒザラガイ、ヨロイイソギンチャク、カメノテなどといった磯の生物も観察できました。地学ではないと言われそうですが、地学に限らず、自然への興味を大事にしたいですね。

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火炎構造

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褶曲構造

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断層

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油壷層と初声層の境界といわれる断層。夏に来たときよりも、草が茂っていないので見やすいです。

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斜交葉理

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馬の背洞門。大正関東地震で土地が隆起する前は、小舟が通過できたところ。

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顧問はトンビにおにぎりの具を取っていかれました…