高校模擬国連国際大会訪問記第2日目

2018.05.10

  • グローバル教育

本日もニューヨークからお伝えします。本日も国連機関の表敬訪問を2か所実施しました。午前中には日本でも募金活動でよく知られているUNICEFの本部を訪れました。担当職員の方からUNICEFの具体的取り組み、現場での支援活動、国連職員になるための資質についてお話いただきました。アフガニスタンで支援活動に取り組まれたという方は治安・インフラ設備が十分に整っていない環境下で子供たちに学習の機会をいかに与えるのかについて現場で活動したからこそ分かるお話をして下さいました。特に女子児童へ教育するという発想がそもそもない中で地元の代表者や宗教指導者へ女子教育の意義を感じ取らせるためには、地道に直接語り合う中で合意形成を図ることが全てだというお話は大変説得力のあるものでした。その延長線上のお話として国連人事を担当なさっている職員の方は将来国連で働きたいという人は、文理を問わず修士以上の専門分野、英語とできればもう一か国語を操る語学力、コミュニケーション能力が必要だと仰っておられました。数年毎に派遣先は変わっていくそうで、先進国だけでなく治安が安定していない国へも赴任し、広い視野から問題を解決することが求められるそうです。また、どの国に行っても何でも好き嫌いなく食べられるというサバイバル力が必要だというお話も印象的でありました。

午後には高校模擬国連のOBでもあり、現在国連日本政府代表部大使である星野俊也氏からお話を伺う機会に恵まれました。実際の国連の議場で発言する内容は事前に東京の政府や外務省と綿密に打ち合わせをした上でなさっているとのことで、ここでも表には見えてこない所での地道な確認作業を積むことの重要性が分かりました。本日も午前・午後に渡り貴重なお話を伺うことができ、質疑応答の時間にももう少し時間があればと思う位、活発なやりとりがされ、充実した訪問となりました。

ユニセフ本部玄関前にて

ユニセフ集合写真

国連本部ビル正面にて 銃口が曲がっている有名なオブジェ

国連本部

星野大使と共に

星野大使と