2018年度高1&高2イギリス研修 その19

2018.08.02

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KAIJO HAS DONE IT AGAIN!

スピーチ本番を終えて、教員室に戻るところでアラン先生に言われました。「海城が、またやってくれたよ!」
褒め言葉です。怒られたのではありません。

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スピーチのテーマは色々です。日本とイギリスを比較させるという部分では共通しているのですが、40人が選んだテーマは千差万別。給食、部活動、中高生の抱く将来の夢、といった学校生活に関係するものから政治体制、環境問題に対する人々の意識、サムライと騎士、城といった社会的歴史的なもの、さらに読書、お茶、ユーモアといった文化的なものまで。どれも内容が練られていて、それなりに面白い。

生徒たちのスピーチも良いのですが、見ているホストファミリーの方々が本当に温かかった。スピーチ中、生徒が発した問いかけにも、快く反応してくれます。うなずいたり、笑ったり、写真やビデオを撮ったり、盛大な拍手や歓声を送ってくれました。スピーチを終えた後、ホストファミリーと目を合わせて親指を立てている生徒の姿もありました。

この日の終わり、引率教員2人で話をしていました。実は2人とも、このモーバン研修に参加するのは初めてです。正直、スピーチ発表を通してどれだけの成果が得られるものなのか、分からない部分もありました。しかし、生徒たちのやりきった姿、それを見守り、最後まで応援し、達成後には惜しみなくその成果をほめたたえるイギリス人の先生やホストファミリーの皆さん、それらすべてを、この目で確認することができました。ただの「英語のスピーチ発表」ということ以上の、生徒が達成感を得て自信をつけられる、一大プロジェクトだったと思います。暮れゆくモーバンの街を眺めながら、そんな話を2人でしていました。

モーバンが見渡せる丘。街中から20分の山登り。こんな光景を見なgら、教員2人でずっと話していました…

モーバンが見渡せる丘。街中から20分の山登り。こんな光景を見ながら、教員2人の話は尽きることがありませんでした…

さて、この後フェアウェルパーティーが行われましたが、それはまた次回にご報告します。
以上、イギリス研修報告その19終わり!