英語科リレー講座 第2回

2019.02.09

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昨日、英語科リレー講座の第2回目が行われました。今回も2名の教員が登壇しました。

まずは中学3年生を担当している永田先生です。標題は「あなたが英語を話すこと」。英語を話すということは一体どういうことなのか? Google翻訳やグーグルDuplex、そしてポケット翻訳機が発達している今、人間が話すという行為は一体どういうことなのか? このような導入で機械と人間のコミュニケーションの長所、短所を比べながら話は進んでいきました。我々英語学習者は「話す」という領域で、どこに気をつけて学習していけばいいのかを示唆する、刺激的なお話でした。

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「話す」ことを考えさせてくれるアメリカの小説などの紹介もありました。

 

次は中学2年生を担当中の安樂先生。「英語授業でのトリビア」という題でお話をしてくれました。

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みんなで英語のリズムを体感!!

まずは自身の英語学習歴を語ってくれました。未知語の習得の為にひたすら単語ノートを作って語彙の習得に努めたこと、また、映画一本まるまるディクテーションをして、聞き取れない語をひたすら分析した経験など、生徒には驚きの学習方法が提示されました。その後は、授業でのこだわりについてのお話がありました。そのこだわりとは主に「音声」。英語のリズム、また日常で使用されている英語で起きている音変化の説明は非常に興味深いものでした。最後はダジャレのオンパレード。お後がよろしいようで。

以下、生徒の感想です。「英語を話すとき、何についてどのように話が進んでいくのかという文脈を理解すると同時に、AIのようにパターンを覚えていないと会話を成り立たせることが難しくなることが分かった。」「長期休みを利用して洋画のディクテーションをやってみようと思いました。」

教員としても、英語の見方が広がる有意義な時間でした。(英語科 渡邊、北村)