俳句甲子園関東地区大会、結果報告。

2019.06.09

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6月9日(日)、KSプロジェクト講座「俳句甲子園への道〜road to松山〜」受講者10名は、第22回松山俳句甲子園関東地区大会に参加して参りました。昨年度、全国大会において決勝リーグに進出した際のメンバー4人に新たに新戦力を加えた今年度。AB、2チームが参戦。4年連続となる全国行きの切符をかけ、羽田空港に集結した(予選会場は羽田空港第1旅客ターミナルビルなのです)、他校の精鋭たちと鎬を削る戦いを繰り広げました。
受け付けを済ませた後に、行われた組み合わせ抽選の結果、組み合わせは以下の通りとなりました。

第1会場。
海城A。並木中等教育学校、立教池袋B、高崎。
Aチームは4校が集まるブロックに。

第2会場。
海城B、開成。立教池袋A。
初参加5名で構成されるBチームは、昨年度代表校の2校と同ブロックに。

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開会式です。今年度も審査委員を代表して、高柳克弘先生にご挨拶いただきました。俳句はすべての人々を「平等」に扱ってくれる、だから臆せず、それぞれが「俳人」という役割を楽しんで演じてほしいとの言葉を頂戴しました。

開会式終了後、それぞれの会場に移動。熱戦の火蓋が切って落とされました。

第1試合、まずはAチームが出陣。相手は並木中等学校。毎年この関東地区大会で顔を合わせる学校です。丁寧な句作りをする好チームです。2対1で勝利し、幸先のよいスタートを切ります。

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Bチーム、初戦の相手は立教池袋A。共に句会なども行う縁深い学校でもあり、毎年予選でしのぎを削るライバル校でもあります。全員が初出場とは思えぬ堂々とした試合運びで、見事2対1で初勝利を収めました。

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第2試合以降の試合結果です。
Aは、次戦を群馬の名門、高崎高校と対戦。3対0と勝利し、最終戦の立教池袋戦をむかえることとなりました。勝って自力で優勝を確定させたかった海城Aですが、熱戦の末、惜しくも1対2で敗戦。全国行きは、他校の結果に委ねられることに。結局、海城A、立教池袋B、そして並木中等学校の3校が2勝1敗で並ぶ大混戦となりました。海城と立教池袋は勝ち点でも、同数で並んでいたため、最後の決め手は直接対決の勝利になりました。全国行きの切符を手にしたのは立教池袋B。惜しくも海城Aは全国行きを逃すこととなりました。

Bは、初戦勝利後、同じく初戦を勝利した開成と、勝った方が全国大会出場を決めるという大一番に臨みました。いきなり先鋒戦を取り、王者開成を追い詰める試合展開となりましたが、最後は惜しくも開成にポイントをあげられ、1対2で敗戦。Aと同じく後一歩のところで全国行きの切符を手にすることができませんでした。

今年度の本プロジェクトは以上のような結果となりました。AB共に全国大会出場に足る実力を持っていたことは、1日を通して十分示すことができたと思います。
全国大会出場を目指し、ここまで研鑽を積んで来た受講者すべてに敬意を表したいと思います。
全国大会出場校の発表は20日の14時となります。地区大会を勝ち上がった学校に加え、投句審査での出場校も併せて発表されます。投句審査での出場の可能性はまだ残っています。果報は寝て待て。待ちましょう。

海城Aチーム。昨年度の全国戦士4名に新戦力1名を加えた5人です。

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海城Bチーム。全員が今回初出場。高2、2名、高1、3名で構成されます。

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戦い終えての集合写真です。素晴らしい戦いを見せてくれて本当にありがとう!

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