• モンゴルスタディツアー 2日目 JICA訪問・サマーキャンプ場に到着

モンゴルスタディツアー 2日目 JICA訪問・サマーキャンプ場に到着

2019.08.02

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  • グローバル教育

7月31日午前中、スフバートル広場、ガンダン寺を訪れた後、JICAモンゴル事務所に伺いました。モンゴルでの国際協力について学ぶことが目的でした。モンゴルは人口300万人で、その半分がウランバートルに住んでいて人口の一極集中が課題になっていること、冬季のストーブでの燃料の使用で大気汚染が生じていること、鉱物資源を売ることが大きな産業になっていること、プラスチック廃棄物を家畜が食べて死んでしまうことが生じていることなど、モンゴルの基本的な情報や課題についてわかりやすく教えていただきました。その後、教育支援について教えていただきました。モンゴルは学校が足りない状況で、一部(8:00~11:00)、二部(11:00~14:00)、三部(16:00~19:00)と1つの学校で3部制をとっているところものあることの事でした。この状況に生徒達は驚いていました。JICAの支援で多くの学校を建ててきており、今はインクルーシブ教育として、特別支援学級の設立に向けて力を入れているという話を聞きました。また、教育の地域間格差をなくすためにICT教材の普及についての取り組んでいるとのことでした。「インクルーシブ教育」「ICT教育」と本校でも取り組んでいる単語が出てきて、生徒達も興味を持って聞いていました。
また、「モンゴルにはいじめがない」というお話しが生徒達にとって印象的だったようです。「どうして、いじめがないのか?」それがモンゴルの生徒達と触れ合う上での一つのキーワードとなりました。モンゴルの大草原に行って、新モンゴル学園の生徒達と触れ合っているとその答えがなんとなく見えてきた気がします。

午後は、新モンゴル学園のサマーキャンプ地に行きました。新モンゴル学園の生徒達の歓迎を受けた後、ゲルに荷物をおきました。その後に何をやるのか?それは決まっていません。「何も計画が無い中で、その時の状況に応じてやることをやる」モンゴルの遊牧民ならではの発送であり、計画通りの事をこなしがちな日本人は戸惑うところではありますが、自然発生的にバスケが始まったり、バレーボールが始まったり、モンゴルの伝統的な遊びである「シャガイ」を使っての遊びが、新モンゴル学園の生徒と海城生が入り混じって行われました。バスケやバレーボールでは新モンゴル学園の生徒の身体能力の高さに圧倒される感じもありましたが、楽しく過ごすことができました。

スフバートル広場にて

スフバートル広場にて

 

ガンダン寺にて

ガンダン寺にて

 

チベット仏教の寺院です。

チベット仏教の寺院です

 

JICAモンゴル事務所

JICAモンゴル事務所

 

質問も活発で楽しく学ぶことができました。

質問も活発で楽しく学ぶことができました。

 

新モンゴル学園のサマーキャンプ地にて

新モンゴル学園のサマーキャンプ地にて

 

新モンゴル学園の方々の歓迎を受けました

新モンゴル学園の方々の歓迎を受けました

 

海城の生徒代表挨拶

海城の生徒代表挨拶

 

バスケットボール

バスケットボール

 

大草原をバックにバレーボール

大草原をバックにバレーボール