• KSプロジェクト イマ・ゼミ! 「八王子の災害ボランティアに参加」

KSプロジェクト イマ・ゼミ! 「八王子の災害ボランティアに参加」

2019.12.03

  • KSプロジェクト

報告が遅くなりましたが、11月1日の創立記念日の日に、イマ・ゼミを受講している有志メンバー6名と教員1名で八王子市の災害ボランティアに参加してきました。
10月の台風19号で八王子市の浅川が氾濫しました。11月1日の時点でも庭や水路などに土砂がたまっている場所がありました。
ボランティアセンターで、災害ボランティア活動場所のマッチングが行われ、海城生は市民ボランティアの方々と一緒に、山あいの地域の水路の土砂を取り除く作業をしました。
地域の方によると、昔から使われていた水路で、台風19号の大雨で鉄砲水が起きて、土砂が流れ込んでしまったそうです。たまった土砂をスコップで掻き出し、土嚢に詰めて運びました。
土砂はとても重く、掻き出すのも運ぶのもかなりの重労働でした。途中休みながら、5時間程度作業に臨みました。生物部の北野の谷戸の里山保全活動に参加している生徒が「この作業、谷戸の里山保全作業に似ていますよね。だから、意外と動けます。」と話していました。普段から体を動かすボランティア活動をしていると、こうした災害ボランティアの時にもその経験が活きることがわかりました。
地域の方から、水害の時の様子を話してくださる方もいて、その恐ろしさを現場で感じることができました。一方で、地域の方から、作業後に感謝の言葉をいただき、作業後はとても気持ちの良いものでした。
気候変動の影響か、今年は様々な災害に見舞われました。異常気象が起きないように対策をすることはもちろんですが、いざ災害が生じたときに、何をすべきかを考え、自分のできる範囲で動ける生徒が育ってくれたら嬉しいです。

水路は意外と深く、土砂を運びあげるのは大変でした。

水路は意外と深く、土砂を運びあげるのは大変でした。

土砂を土嚢に詰めます。

土砂を土嚢に詰めます。

土嚢をねこ車(一輪車)に入れて運びます。

土嚢をねこ車(一輪車)に入れて運びます。

作業後のひと時。これだけの土砂を掻き出しました!

作業後のひと時。これだけの土砂を掻き出しました!

作業お疲れ様でした。作業後の豚汁は美味しかったですね。

作業お疲れ様でした。作業後の豚汁は美味しかったですね。