沖縄修学旅行 ワークショップふりかえり

2020.01.25

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昨年10月、高校2年生の沖縄修学旅行の中で演劇ワークショップ(以下WSと記します)を実施しました。その様子は沖縄タイムスで取り上げていただいております。下記をご参考ください。

地域の魅力 演劇で発信 修学旅行生が短編劇作り~『沖縄タイムス』

またこのWSの生徒のふりかえりは、本校が本年度から協力することになった、JAXA、SpaceBD 、Z会グループが実施する、宇宙飛行士に求められる能力を分析、再定義し、非認知能力の測定や育成方法を開発する事業の中で行いました。本事業については下記をご参考ください。

【J-SPARC】SpaceBD×Z-KAIGroup×JAXA~宇宙飛行士の訓練方法×次世代型教育事業~

修学旅行実施直後から行なってきた生徒のふりかえりが一段落つきましたので、沖縄で実施したWSについてご報告します。

WSのファシリテートを主に担当してくださったのは沖縄の劇団「TEAM SPOT JUMBLE」(TSJ)のみなさんでした。WSのプログラムのデザインについては、本校のWSに長年関わってくださっている演出家の田野邦彦さんにご協力いただきました。

WSで生徒たちは、班ごとに分かれて沖縄の10人のファシリテーターが暮らすそれぞれの地域(沖縄では「シマ」と言います)の魅力をアピールするCMを創り発表しました。そして、発表の後に、全員がシマの魅力を一番伝えていると思われるCMに投票して、グランプリを決定しました。

印象的だったのは、グランプリを獲得した班が大喜びする姿や、選ばれなかった班が悔しがる姿でした。つい2時間ほど前まではほとんど何も知らない存在だったはずのシマについて真剣にアピールして、発表がどう評価されるかで一喜一憂する。このような心の動きは、自ら獲得した感動、主体的につかみ取った感動だと思います。心が動かされたからこそ、生徒たちは沖縄の人たちから聞いたシマのお話を、これからもきっと忘れないのではないかと思いました。

生徒たちはCMを創作する過程で、沖縄の文化や風習を理解したり、沖縄で暮らす人々の想いを受け取ったりと、沖縄でしかできないような体験をしたと思われます。大変有意義な機会となったのではないでしょうか。

このような機会を与えて下さった、沖縄のファシリテーターのみなさん、田野邦彦さんに厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。またプログラム作成にあたって、海城学園後援会よりご支援いただきました。心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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