2020数学科リレー講座【3次方程式】3日目

2020.08.29

  • KSプロジェクト
  • 数学科

「3次方程式の根の公式発見500年記念講座」も、本日でいよいよ最終日を迎えました。

本日は、昨日扱った3次方程式の根の公式を用いる復習問題の演習後、新たに因数定理を用いた3次方程式の解き方を紹介しました。整式の割り算・剰余の定理と中学生にとっては新しく学習することの連続でしたが、なんとか食らいつこうと手を動かして解ききっている生徒も見られ、非常に頼もしいです。同じ方程式を異なる2つの方法(根の公式・因数定理)で解いた結果、一見異なるように見える根が同じものを表しているということも示されましたが、ここにたどり着くまでに多くの数学者の試み・苦労があったこと、歴史の流れを感じてもらえたら幸いです。

終盤には展望として、4次方程式の根の公式への道筋および置換や対称性に着目した方程式へのアプローチの仕方を紹介し、5次以降の不可解性について触れて、本講座の幕を閉じました。

11回目の本年はコロナ禍で開催自体が危ぶまれましたが、無事リレー講座として完走することができました。本講座をきっかけに数学という学問に興味を持ってくれたら、担当者一同喜ばしい限りです。

<受講者の声>

(中1)中学1年生の僕には少し難しかったけれど、今後の授業の予習となるいい機会だったと思います。

(中3)普段の授業で考えない公式の起源や先人の努力を知ることができて、数学の真髄に触れられました。

(中3)数学の習っていない内容や公式の意味を理解できて、苦手科目である数学の面白さを実感し、好きになりました。

(高2)以前から、2次は詳細に習うのに3次は全然教えてくれない、と不満だったので楽しむことができました。ありがとうございます。教えていただいたことをもとにsin10°の導出や、三次関数の図形的解釈について考察を深めたいと思います。

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