地理オリンピックで金賞・銀賞を受賞

2023.05.06

  • 2018年度入学
  • 社会科

2022年度に行われた第17回科学地理オリンピック日本選手権兼 第19回国際地理オリンピック選抜大会において、高校3年生(受賞時は高校2年生)の下河邊太智君が金メダルを、野口恭平君が銀メダルを受賞しました。受験者総数1,030名の中で特に優秀な成績を収めた者に贈られる賞です。

2人とも学校での地理学習にとどまらず、自らすすんで地理に関することを学び、努力したことが結果につながりました。今後も授業の枠を越えて興味、関心に基づいて様々なことに挑戦していきましょう。ここで2人の受賞の感想(一部)を紹介します。

【銀メダル・野口恭平君】

私は先日、「第17回科学地理オリンピック日本選手権 および 第19回国際地理オリンピック選抜大会」に参加してきました。初めて参加したのでわからないこともありましたが、銀メダルをいただくことができました。この地理オリンピックでは、マルチメディアテストと呼ばれる選択式の第1次選抜(12月)が行われ、成績上位100人程度が記述式の第2次選抜(2月)に進めます。ここまでの結果で、国内でのメダル受賞者が決定されます。そして、第2次選抜の上位10人程度(金メダル獲得者)が4人の日本代表を決める第3次選抜(3月)に進出できます。

まず1次はオンライン受験だったので、自宅から参加しました。1分ごとに問題が切り替わり、戻っての解答はできないため、示された表や図から解答をすぐに導かないといけない点で難易度が高かったです。2次は指定された会場で行われましたが、120分でA4の解答用紙6面分にも及ぶ記述問題を解答しなければならず、時間との勝負でした。

もともと、地理に興味があったため今回メダルをいただくことができたのをとても嬉しく思っています。今後も様々なことに挑戦していきたいです。

【金メダル・下河邊太智君】

私は、第17回科学地理オリンピック日本選手権に参加し、金賞を受賞して国際地理オリンピック代表の第3次選抜まで参加しました。私は普段から地理に興味があるので、自分の実力を試してみたり地理が好きな他の学校の人と交流したりしてみたいと思い参加しました。特に第3次選抜は、2次選抜で金賞を受賞した9人を対象に行われ、これまでと大きく異なり、フィールドワーク(以下FW)に重点が置かれて試験が設計されています。

(出題内容が公開されていないため中略)

私自身、FWをして問題に答えるという形式の試験は初めてだったのでとても新鮮な体験でした。今の高1以下にも是非参加してみて欲しいと思います。