生物部 「第72回日本生態学会大会に参加」
2025.06.12
報告が遅くなりましたが、3月16日に札幌コンベンションセンターで開催された第72回生態学会大会で高校生ポスター発表をしてきました。
コロナ禍でオンライン開催や研究ができない時期があり、なかなか現地での発表ができない状況が続いていたましたが、ようやく現地にて発表を行うことができました。
現地発表では、多くの研究者からのアドバイスをもらえたり、他校の発表を見聞きすることができるため、とても良い刺激をもらうことができます。
今回、発表会場に学会に参加していた海城生物部OB達が来てくれて、後輩たちに研究のアドバイス・激励をしてくれました。そのOBの一人で、修士課程1年の三浦健太郎君は、今回の生態学会の一般のポスター発表の部門で最優秀賞を受賞しました!なお、三浦君は2018年に同会場で開催された生態学会大会高校生ポスター発表で優秀賞を受賞しています。その時と同じく、貝類の寄生虫をテーマにした研究を今でも続けており感慨深いものがあります。
今回、生徒たちが受賞することはなかったですが、研究者や他校の生徒、OBとの交流から刺激をもらえたことがとても大きな収穫です。
今回は上級生の研究発表でしたが、研究を手伝う中学1年生も参加して学会の雰囲気を味わいました。今後、先輩に続いて自身の研究を進めてくれることを期待しています。
(生物部顧問)
・発表内容
「都市公園の広場におけるアリの巣の分布」 小島健広, 中嶋悠, 鎌田怜, 武田健吾
「多摩川水系野川における河川構造と底生生物」髙木開山, 鳥羽弘晃, 前畠悠希
札幌市内で記念撮影
学会会場前で記念撮影
OBと記念撮影!
アリの巣の分布について発表した生徒たち
河川の構造物と水生昆虫に関する発表をした生徒たち
学会会場の外にはキタキツネがいました!