埋蔵文化財調査 見学会
2026.01.15
現在進行中の5号館建替え工事。
「工事のプロセス自体も生徒たちの学びの機会にしたい」
そんな思いから、昨年6月に解体現場の見学会を開催しました。
今回はその第2弾です。
……と言っても、今回は少し趣が異なります。
建替え工事に伴い実施された埋蔵文化財の試掘調査の結果、新校舎の建設予定地から江戸時代のものと思われる遺構が発見されました。これを受けて新宿区による詳細調査が行われることとなり、今回はその調査の様子を見学させていただくことになったのでした。新宿区さん、ありがとうございます!
さらに今回は特別解説者として、考古学をご専門とされる国際基督教大学の林 徹先生(本校OB)をお招きし、発見された遺構や発掘調査について解説していただきました。
見学会は、応募のあった生徒50名と教職員を、30分ごとの3回に分けて実施。林先生の解説を聞きながら、実際に出土した遺構や調査員の方々の作業風景を見学しました。
また、遺構だけでなく遺物もいくつか出土したため、それらも併せて見せていただくことができました。江戸時代のものと思われる徳利や食器の破片、変わった形をした釘、さらにはキセルなども見つかり、生徒たちは興味深そうに解説に耳を傾けていました。
「発掘調査では、掘ること以上に記録を正確に残すことが大切である。(後に復元できるようにするため)」
「当時実際に使われていたものに直接触れ、その質感や重さをリアルに感じることができる、いわばタイムスリップに近い魅力を持つ学問である。」
そんな ” 考古学の重要性や醍醐味 ” についても林先生は熱く語ってくださり、生徒たちの興味・関心を大いに刺激してくださいました。教科書だけでは得られない、とても貴重な学びを得られたのではないでしょうか。
林先生、ありがとうございました!この場を借りて心より御礼申し上げます。
また、今回の見学会を許可してくださった新宿区のご担当者さま、ならびに、生徒たちが安全に見学できるよう、現場で安全対策を講じてくださった戸田ビルパートナーズの皆さまにも、深く感謝申し上げます。

