森田雄三氏教員向けWS(ワーク・ショップ)

2008.10.21

先々週の10月9日(木)と10日(金)の両夜、あのイッセー尾形さんの一人芝居の演出で有名な演出家の森田雄三氏を招いての教員向けWS(ワーク・ショップ)が行なわれました。なんと両日ともイッセー尾形さんそして山梨大学の須貝千里教授もご来校くださり、充実したWSとなりました。
初日は、網膜に焼き付いている生徒の姿を再現する(演じる)作業を中心にWSが進められました。実際に演じてみて、日頃見えている気になっていた生徒達のことを、自分たちは実はきちんとは見ていなかったのだということに気付かされました。翌日の教室で、生徒達を見る自分の目が、前日までのそれとまるっきり変わっていたのにはちょっと驚きました。
二日目は、自分以外の人間(具体的には自分の親)をイメージして、その人を演じる訓練をしました。そして、その延長として心を閉ざす子どもとその親との会話をアドリブで演じました。思春期の生徒やその保護者の気持ちを想像し、創造することの難しさを、身を以って知ることとなりました。
WSは今回の2回で完結ではなく、来月の末にこの続きが予定されています。

① 心を閉ざす息子と父親との会話を演じる先生方

② イッセー尾形さん直々の指導

③ 山梨大須貝教授も交えての記念撮影