戦没画学生「祈りの絵」特別展

2009.09.11

          「無言館」所蔵作品による
         戦没画学生「祈りの絵」特別展
 
 本校の卒業生「窪島誠一郎」氏が館長を勤める長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」所蔵作品による展覧会(協力/海城学園)が10月30日(金)〜11月8日(日)の日程で,那須高原海城中学高等学校の施設を使って行われます。
 東京からは少し遠いですが,深秋の時期に那須高原を散策しがてら・・・というのも良いかもしれませんね。お時間があればお立ち寄りください。
 
 これからも,いろいろな分野で活躍されているOBの皆さんの記事も掲載していきたいと思っています。
                       <教頭 茂木 雅之>
 
□参考□ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 
窪島 誠一郎(くぼしま せいいちろう 1941年11月20日 )は著作家,美術評論家,美術館館主。父親は小説家の水上勉。
 
東京生まれ。幼い頃,父水上勉とは別離する(他家に預けたものが,空襲のため消息不明となった)。海城高等学校卒業。1964年(昭和39年)に小劇場キッド・アイラック・アート・ホールを設立。76年,父と再会し,劇的な親子の再会としてマスコミを賑わわせた。1979年(昭和54年)に長野県上田市に信濃デッサン館を設立。1997年(平成9年)に同地に無言館を設立した。
 
太平洋戦争に出征した画学生や夭折した画家の生涯を追った著作や,父の水上勉との再会や晩年を語る作品で知られる。
 
著書
『父への手紙』 筑摩書房 1981年
『無言館ものがたり』 講談社 1998年
  (第46回サンケイ児童出版文化賞受賞・講談社)
『「信濃デッサン館」「無言館」遠景 – 赤ペンキとコスモス』 清流出版 2007年
   など多数。
 




 

特別展のポスター

 10月31日(土)には窪島氏の講演の他,フルート奏者の山形由美さんの演奏も・・・