中学アメリカ海外研修その5

2011.03.30

  • アメリカ研修

<9日目(3月28日(月))>
St. Johnsburyからの御報告もこれで最終回です。
今日は新しい週の始まりですが、我々にとってはAcademyで授業を
受けることが出来る最後の日となってしまいました。
引率教員は、Bブロックで、英語を母語としない留学生向けの授業(今回は初級です)
を見学。外国語教育という観点から、いろいろと参考になる点がありました。
Academyでとるランチも最後です。ピザ、フライドチキン、コーンフレーク、
いろいろとアメリカ的なものがありました。概して生徒は皆、食事を楽しむことが
出来たようです。
放課後は、Mr. Wrightによるウィッフル・ボール。(ルールは基本的に野球と同じですが、
全ての人に等しくバッティングの機会が与えられるのが特徴です。)
途中で、濱詰先生のバットがサッカー部の生徒数名に向かって飛んで行くという珍事件
もありましたが、皆、大いに楽しめました。参加してくれたAcademyの生徒達にも感謝申し上げたい
と思います。
明日はいよいよ、ホストファミリーとのお別れの日です。笑顔でお別れしたいと思います。
我々の滞在中、国籍・性別・年齢を問わず、多くの方々が我々に対して友好的な姿勢を示して下さいました。
異国の地で出会う優しさが如何に身に染みるものなのかということを、皆、きっと肌で感じたはずです。
引率教員にとっても、教育者として、大いに参考になる点がありました。
この場で一人一人お名前を挙げることは差し控えますが、お世話になった全ての方に、
心から御礼を申し上げたいと思います。本当にどうもありがとうございました。
<10日目(3月29日(火))>
とうとうこの日がやって来てしまいました。St. Johnsburyで迎える
朝も今日がいよいよ最後です。
いつものように、朝8時にFuller HallでChapelが行われました。
Lovett校長先生は、お別れのスピーチの中で、今回の海城生の訪問に
関して3つの不満がある、とユーモアを交えながら語られました。
まず1つ目に、海城生がバスケットボールの試合で勝ったこと。
2つ目に、引率教員(山口と濱詰)が日本語の授業で作成した相撲取りの折り紙の
うちの1つが自分に似ている、とある人に言われたこと、
そして3つ目に、我々の今回の訪問が余りにも短すぎるという点を挙げられました。
パブリックスピーキングを教えられているだけあって、いつ聴いても校長先生の
スピーチは惚れ惚れとします。いつかこんな風にスピーチをしてみたいものです。
一方、本校の生徒代表のスピーチも、原稿を全く見ず、堂々たるものでした。
いよいよお別れの時。皆、バスに乗ろうとしません。ここSt. Johnsburyで過ごした
一週間のことが、皆、頭によぎっていたのでしょう。多くの生徒、そしてホストファミリーが
涙を流していました。日本に帰ってからも連絡を取り合いたいですね。
バスが出発する際には、Academy側から万歳三唱を頂きました。
滞在中は、本当に多くの方々にお世話になりました。
感謝の気持ちを表す言葉が見つからないくらいです。本当にどうもありがとうございました。
St. Johnsburyを出発後、我々は一路ボストンへ。
Quincy Marketでショッピングを楽しみ、Hard Rock Cafeでおいしいハンバーガーを食べ、
夜8時からはThe Charles Playhouseで、Blue Man Group によるショーを楽しみました。
明日も一日ボストン観光を楽しみ、いよいよ明後日、ボストン・ローガン空港から
シカゴ経由で成田へ向かいます。皆、元気でやっています。