全日本模擬国連大会に参加

2011.11.23

  • グローバル教育

全日本模擬国連大会に参加。
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11月12、13日、本校高校2年生大村君と渋谷君が国連大学で行われた全日本高校模擬国連大会に参加してきました。本校としては2回目の出場。大村君は2年連続での出場でした。

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この大会は今回で5回目を数え、参加校も増えると同時に会議レベルも上がっているようです。1次審査の倍率も当然上がりましたが、このペアは英語エッセイ、日本語エッセイを見事書き上げ、1次審査を突破。いよいよ本番の会議です。

今回の海城はオマーン国が割り振られました。議題は「エネルギー保障」。エネルギーから遠ざかって生きている人間はいないわけなので、身近な話題です。でも、その分だけ各国との調整が難しく、議論点は多岐に渡ります。各国大使が自国の利益を追求しつつ、他国と交渉を重ね、自国の希望に適った決議案を通すことが目的です。優秀校には全米大会への出場権が付与されます。

緊張の中、会議は始まりました。

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オマーンはインドなどと合同で決議案を作成することに。自説を述べ、他国が承認してくれるよう努力をします。会議は2日間に渡って続くため、ある意味では体力勝負。集中力を切らしてしまっては、主張の強い国に負けてしまいます。
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1日目は決議案の草案を提出するところまで。

2日目の朝、まずは他校(国)との挨拶から始めます。
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2日目午前には決議案を提出。午後には採決が行われます。
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夕方の採決。オマーンが名を連ねた決議案は無事、議会で承認されました。
最後の講評。残念ながら本校はアメリカへの切符は手に入れられませんでした。
しかし、やるべきことはできた模様。二人の顔に満足感があったのが印象的でした。
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学校へ戻ってから、reviewをしましたが、二人には今後の課題も見つかったよう。来年は自分達が参加できないため、本校で現在中学3年、高校1年の後輩たちには是非参加して欲しいとのこと。この2人のアドバイスを聞いて、後輩たち! 続いてください!!

英語科 渡邊