アメリカ研修21(校長先生ディナー)。

2012.03.26

  • アメリカ研修
  • 英語科

土曜日の夕方。
引率教員は、講堂(フューラーホール)の隣、つまりキャンパス内にある「校長先生公邸」に招待される。
ロベット先生は、校長職11年目。昨年を除く7年連続日本にも来ていたという方。一日200通以上の(ジャンクでない)メールをもらうということからも多忙ぶりがわかる。
先日も10日でアジアを中心に15か国をまわったという。
アメリカ人のおもしろいところは、初対面でもすぐに自分の学歴・職歴や配偶者とのなれそめなどを自分から話してくるところ。そのあたりから、アメリカ人はオープンだという印象が生まれるのかもしれない。

この研修に関わっている人たちが呼ばれてディナーにゆくのだが、そのまえのカクテルパーティー。
アドミッション・オフィス(入学選考課と訳せるかな?)のゲスナー夫妻、モンティース夫妻、ビギー夫妻などのかたがた20人ほどの会になった。
この研修を担当してくださっているのが、アドミッションの方々。感謝の言葉をもっと予習しておくべきだったが、精いっぱいの英語で伝える。


こういう場は、英語がどうこうというよりも、パーティー慣れしているどうかで居心地が決まるかもしれない。

ディナーは、セイントジョンズベリーにあった「エレメンツ」といういいレストランが閉店になってしまったので、隣町・デンビルにある「クリーマリー」にゆく。
ちなみに、ロベット校長は「小麦アレルギー」なので、メニューにかなりの制限があるそうだ。パンもパスタもケーキも(もちろんビールも)摂取できない。
(先日は機内で誤って摂取してしまい、ソウルについてすぐに帰国便に乗ったとおっしゃっていた。)

学校関係者同士の話は弾む。

週6日制の話、時間割の話、留学生を受け入れる話、男子校の話、特に注意が必要な生徒の話、(映画の話)などなど。
彼我の教育制度を比較していくのはおもしろい。
私立学校として海城もセイントジョンズベリアカデミーも、ある意味では特殊な立場にある。
生徒たちには、ここが典型的な(そういうものがあるとして)学校だとは思わないでほしいと願う。
生徒たちも楽しい週末を過ごしているだろうかな。


(↑ 軍に入れば、学費も払えるし、教育ローンも返済できるし、保険にも入れますよ、という案内。みなさんそうやって苦学しているのだ。海城生にもわかってほしいところ。)
関係ない写真も入っていてすいません。
(担当教員B)