コミュニケーション授業 発表会③

2012.04.21

  • 体験学習

続いて、吉田小夏さんに担当していただいた、1組、6組の発表会についてご報告します。

以前に報告した2回目の授業では、それぞれの班でストーリー(戯曲)を創りましたが、3回目の授業ではその戯曲を班ごとに交換し、発表会では他の班が作った戯曲を演じることになりました。

戯曲を作った班と演じる班が異なることについて、吉田さんは「演劇を体験する上で、作家・演出家・俳優というすべてのプロセスを体験して欲しい」と話していました。

発表会の様子です。

発表会を終えた生徒の感想を紹介します。

「劇を作る過程で、友人とどういう表現にするか模索したりする中で、濃密なコミュニケーションをとっていたことに気がついた。こういう濃密な会話はあまりしたことのない人とも会話して協力できた。」

「はじめは上手くいかなくても、協力して上手くできた時は、とても嬉しかった。」

「違うアイディアが集まると、その中で優れたアイディアだけが採用されるのではなくて新しいモノが生まれてくることもあることに気がつきました。」

「自分たちで考えたことを言葉にして他の人に伝えることはとても難しいことだと実感した。しかし、若干の照れもありながらだが劇をやりきった時の達成感は今後生きていく中での糧になると思う。」

班のメンバーとコミュニケーションをとりながら、みんなで協力して一つの作品を作り上げたこと。そして、そのような活動を楽しみながら行えたことは、とても貴重な経験になったようです。

最後になりましたが、素敵な授業を行っていただいた吉田小夏さんと、アシスタントを務めてくださった青☆組の劇団員のみなさまに、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございまし