海外大学進学相談会
2025.07.15
7月11日(金)に本校卒業後に海外の大学に進学した卒業生たちによる海外大学進学相談会を実施しました。平日にもかかわらず、在校生と保護者併せて50名近くの方が集まって下さいました。海外大学で学ぶことを今後の進路選択の一つに加えてもらいたく後輩たちにぜひ話したいというありがたいお申し出をいただき、一時帰国中・今後渡米予定の学生3名が対面にて、アメリカに残って研究を続けている学生3名がオンラインにて参加してくれました。まずはトロント大学卒業の塩川龍哉さんから海外大学で学ぶ意義についてお話があり、カリフォルニア大学サンディエゴ校の勝山翔紀さん・マサチューセッツ工科大学の下河邉太智さんから現地でどんな生活をしているのかお話いただきました。ジョージア工科大学の双川凛生さん・カリフォルニア工科大学の池田隼さんからは講義以外に取り組んでいる研究活動について、今秋からポモナ大学進学予定の尾関裕宜さんからは出願プロセスについてお話がありました。休憩を挟んで後半は2グループに分かれて参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。会の終了後も個別に熱心に質問する姿も見られ、大変有意義な会となりました。
今回関わってくれた6名の卒業生は本校在校中に入り口は違えど部活動、生徒会、KSプロジェクト、学校行事と身近な所からそれぞれの興味関心・こだわりを膨らませていき、ちょうどコロナ禍で世間全体が停滞気味だった中でも文化祭をオンラインで開催する可能性を模索するなど新しい発想で困難に立ち向かう意欲に溢れていました。今になって振り返ってみますとこのような簡単に答えが出ない問題を追求する姿勢が、後々海外で学ぶ選択をするに至ったのではないかと思っております。みんながもっと快適になるにはどうしたらよいかという利他的な視点を持つことは在校生諸君にもぜひ見習っていただきたいものです。この場をお借りして6名の卒業生の皆さんに改めて御礼申し上げます。(グローバル教育部)